2016年7月20日 11:46 | 無料公開
第一生命保険が、高い経済成長が見込めるカンボジアに進出する方針を固めたことが20日分かった。保険販売に向けた市場調査のため、7月中に首都プノンペンに駐在員事務所を開設する。同社によると、日本の生保がカンボジアに進出するのは初めて。 カンボジアは人口に占める若い世代の比率が高く、今後、生保市場の拡大が期待できるという。第一生命は収益性などを見極めた上で、2017年度中にも現地での保険業の免許取得と保険商品の販売開始を目指す。 日本から駐在員1人を派遣。外資系生保会社の動向調査や、ベトナムにある第一生命の完全子会社のシステムなどが活用できないか検討する。