米国機内で乗客「薬物吸った」 成田に緊急着陸 

 29日午後2時5分ごろ、ロサンゼルス発上海行きアメリカン航空183便ボーイング777が太平洋上を飛行中、乗客の男性の意識がもうろうとしたため、約40分後に目的地を変更して成田空港に緊急着陸した。男性は米国籍とみられ「薬物を吸った」と話しており、成田国際空港署が男性から事情を聴いている。

 空港関係者によると、男性は18歳。麻薬「ケタミン」とみられる薬物を所持しており、対応した税関職員や警察官に「機内のトイレで吸った」と説明した。機内で暴れることはなかったという。

 同署は男性を病院に移し、薬物を鑑定している。


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