2016年6月24日 22:23 | 無料公開
【バンコク共同】タイを訪問しているミャンマーのアウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相は24日、バンコクでタイ暫定政権のプラユット首相と会談し、タイで働くミャンマー人の不法滞在抑止策に合意した。 経済成長を続けるタイに職を求めるミャンマー人が後を絶たず、タイ労働省によると正規の労働者だけで約130万人に上る。不法滞在者も含めると、タイに計200万~300万人のミャンマー移民が住むとされ、過酷な労働条件で水産業などに従事する人が多い。 現行の規定では、ミャンマー人がタイで就労できるのは最長4年間で、その後はミャンマーに帰国し3年間タイに戻ることができない。