2016年5月30日 21:47 | 無料公開
受動喫煙が原因で死亡する人は、国内で年間約1万5千人に上るとの推計を厚生労働省の研究班が30日までにまとめた。2010年の推計では約6800人で、その後に脳卒中との因果関係が明らかになったことから、脳卒中による死亡の約8千人が上積みされ、2倍以上になった。 担当した国立がん研究センターの片野田耕太室長は「受動喫煙を減らすために国レベルで法規制するのが国際的な流れ。日本も最低限、職場や公共施設の屋内を禁煙にするべきだ」と話す。