内閣不信任案を31日提出へ 岡田氏「経済失政」が理由 

民進党の岡田代表

 民進党の岡田克也代表は内閣不信任決議案を31日に衆院へ提出する方針を固めた。夏の参院選をにらみ、安倍政権との対決姿勢を鮮明にする。政権の経済政策「アベノミクス」を「失政」と断じ、内閣総辞職を迫る考え。党関係者が28日明らかにした。共産、社民、生活の野党3党首と30日に会談し、共同提出を呼び掛ける。慎重姿勢の社民党の対応が焦点となる。

 岡田氏は28日、金沢市で記者団に党首会談について「(安倍内閣は)信任できる状況にない。(18日の)党首討論でも退陣を求めたが、4党で認識を共有できるよう議論したい」と述べ、野党4党で不信任案の共同提出を目指す意向を示した。


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