2016年5月28日 19:05 | 無料公開
「第8回現代龍馬学会」で発表する京都国立博物館学芸部列品管理室の宮川禎一室長=28日午後、高知市
坂本龍馬の思想や行動を学ぶ「第8回現代龍馬学会」が28日、高知市・桂浜のホテルで開かれた。高知市立一ツ橋小の川崎弘佳校長は研究発表で、自律的な活動と異質な集団内での交流が龍馬の魅力だと指摘し「目標に向かう強い意志と、人とつながる力を育てる教育をすべきだ」と語った。
同学会は龍馬の生きざまから現代のさまざまな問題に対処するヒントを得ようと2009年から毎年開催。龍馬が仲介した薩長同盟(1866年)から150年となる今年は、ファンや研究者ら約80人が参加した。