キハダマグロ漁獲量削減で合意 日本は対象にならず 

水揚げされたキハダマグロ=2015年、宮崎県日南市の油津港

 水産庁は28日、フランス領レユニオンで開かれた国際資源管理機関「インド洋まぐろ類委員会」の年次会合で、資源状態の悪化が懸念されているキハダマグロの漁獲量を削減することで合意したと発表した。

 具体的には、2017~19年の各国の漁獲量を、巻き網漁は14年実績から15%、はえ縄漁は14年実績から10%削減する。ただ、14年の漁獲量が5千トンを超えた国が対象で、日本は削減の対象にならない。

 キハダマグロはツナ缶などに利用される。


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