2016年5月27日 18:21 | 無料公開
羽田空港のC滑走路で出火した大韓航空機から脱出する乗客=27日(乗客提供)
羽田空港で27日、ソウル・金浦行き大韓航空2708便ボーイング777が出火した事故で、エンジン内部の部品多数がエンジンカバーを突き破り、滑走路上に散らばっていたことが分かった。同日午後から現地調査を始めた、運輸安全委員会の航空事故調査官が明らかにした。
複数の乗客が離陸滑走開始後に破裂音を聞いていたことも判明。その後にエンジンから出火しており、離陸滑走を開始後、エンジン内部で異常が発生したとみられる。
安全委は今後、機長らから事情を聴き、フライトレコーダー(飛行記録装置)などを分析して詳しい出火原因を調べる。