島根の岩落下、強風がきっかけか 県、専門家に調査依頼へ 

 島根県邑南町戸河内で、県道脇の斜面から落下した岩が軽乗用車にぶつかり、山口市平井の大学1年栗原優奈さん(18)が死亡した事故で、島根県は6日、強風がきっかけで落下した可能性があるとの見方を示し、第三者委員会を発足させ、専門家に調査を依頼すると発表した。

 県によると、強風で木が揺さぶられ、根元にあった石が不安定になって落下した可能性があるという。松江地方気象台によると、事故発生直後の4日午後4時8分に同町淀原で観測史上最高の最大瞬間風速24・2メートルを記録した。

 県は6日、記者会見を開き「お悔やみを申し上げる。申し訳ありませんでした」と謝罪した。


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