NY株反落、140ドル安 世界経済に不透明感 

 【ニューヨーク共同】3日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は大幅反落し、前日比140・25ドル安の1万7750・91ドルと3週間ぶりの安値で取引を終えた。中国の経済指標悪化や原油価格の下落で、世界経済の先行き不透明感が強まった。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数は54・37ポイント安の4763・22だった。

 3日発表された中国の4月の製造業購買担当者指数(PMI)が前月から悪化し、中国の景気失速が警戒されて幅広い銘柄が売られた。ニューヨーク原油先物相場が3営業日続落したことも投資家心理を冷やした。


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