ソーラー機、米大陸横断へ カリフォルニア州離陸 

米サンフランシスコの金門橋(ゴールデンゲート・ブリッジ)上空を飛行する「ソーラー・インパルス2」=4月23日(AP=共同)

 【ロサンゼルス共同】太陽エネルギーのみで世界一周飛行に挑んでいる1人乗りプロペラ機「ソーラー・インパルス2」は2日朝(日本時間同日夜)、米カリフォルニア州を離陸、次の到着予定地アリゾナ州フェニックスに向け米国横断を開始した。

 飛行時間は約16時間。フェニックスの後、ニューヨークなどを経て大西洋を越え、欧州大陸を目指す。

 同機は2015年3月にアラブ首長国連邦(UAE)を出発。インド、中国などを経て同年6月、悪天候のため急きょ愛知県の空港に着陸。7月に米ハワイに到着した。電池故障で世界一周を一時中断、今年4月に米カリフォルニア州シリコンバレーに到着した。


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