日産353万台リコール エアバッグ作動しない恐れ 

 【アトランタ共同】日産自動車は29日、北米を中心に世界で、乗用車「マキシマ」の新型や電気自動車(EV)「リーフ」など一部車種、計約353万2610台をリコール(無料の回収・修理)すると発表した。日本は今回のリコールに含まれていない。

 助手席に乗員が座っているかどうかを検知する装置に欠陥があり、衝突事故時に助手席用エアバッグが膨らまない恐れがある。衝突時に正常に作動しなかったとの報告が少なくとも3件あった。今回のリコールは、タカタ製エアバッグが異常破裂する問題とは「関係ない」(広報担当者)と説明している。


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