参院選へ290人超名乗り 自民、単独過半数狙う  

前回2013年7月の参院選で、公示日の候補者第一声に集まった聴衆=大阪市内

 夏の第24回参院選に293人が名乗りを上げていることが28日までの共同通信社の調査で分かった。自民、公明両党は非改選議席と合わせて参院過半数の維持を目標に掲げる。自民党は27年ぶりの単独過半数獲得も狙う。民進党などの野党は勝敗の鍵を握る32の改選1人区のうち21選挙区で統一候補擁立に事実上合意し、さらに調整を加速させて対抗する。

 憲法改正に賛同する勢力が、衆院に続いて参院でも国会発議に必要な3分の2以上に達するかどうかも焦点だ。

 首相は衆参同日選も検討してきたが、政権内では熊本地震対応のため見送り論が強まっている。


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