2016年4月28日 17:43 | 無料公開
放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送人権委員会は28日、STAP細胞論文を検証した番組「NHKスペシャル」で人権侵害を受けたと申し立てた小保方晴子氏から、詳しく事情を聴いたことを明らかにした。 同委員会によると、臨時委員会を26日に開き、弁護士2人と共に出席した小保方氏から委員9人が聞き取りをした。具体的なやりとりは明らかにしていない。 対象の番組は、14年の「調査報告 STAP細胞 不正の深層」。小保方氏は「ES細胞を盗んで実験をしたとの断定的なイメージで番組が作られた」と主張。NHKは「人権の不当侵害はない」と反論し、昨年8月に審理入りが決まった。