ロシア、新基地から初のロケット 宇宙大国の威信かけ 

28日、ロシア極東アムール州のボストーチヌイ宇宙基地から打ち上げられたソユーズロケット(ロイター=共同)

 【ウラジオストク共同】ロシア国営の宇宙開発企業ロスコスモスは28日午前、極東アムール州に新設したボストーチヌイ宇宙基地から初のロケット打ち上げを行った。

 カザフスタンのバイコヌール宇宙基地に代わるロシア自前基地の稼働は「宇宙大国」としての威信をかけた事業だが、27日の打ち上げ予定は直前で延期された。

 27日は電気系統のトラブルがあり、原因究明と修理のため24時間延期された。ペスコフ大統領報道官によると、プーチン大統領も27日現地入りした。

 打ち上げ予定のソユーズロケットは人工衛星3基を搭載し、今後は月探査機や有人宇宙船の打ち上げも計画している。


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