DCMとケーヨーが統合へ ホームセンター競争激化で 

 「DCMホーマック」や「DCMダイキ」などを展開するホームセンター大手のDCMホールディングスと、「ケーヨーデイツー」を運営するケーヨーは5日、経営統合に向けた協議を始めると発表した。DCMが株式交換方式でケーヨーを子会社化する方針で、2017年4月末をめどに契約を結ぶ。

 ホームセンター業界は、インテリア家具店やドラッグストアの台頭、インターネット通販の普及などで業態を超えた競争が激化し、成長が難しくなっている。DCMは経営統合で事業基盤の拡大と強化を図る。

 DCMは609店舗(今年2月末時点)を展開。ケーヨーは関東圏を地盤に約190店舗を持つ。


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