選抜高校野球、30日準決勝 4強、休養日に調整 

実戦形式の打撃練習で調整する高松商ナイン=兵庫県西宮市

 第88回選抜高校野球大会は休養日の29日、準々決勝を勝ち上がった4校が調整した。30日は智弁学園(奈良)―龍谷大平安(京都)、秀岳館(熊本)―高松商(香川)の準決勝が行われる。

 春夏通算100勝にあと1勝の龍谷大平安は初優勝した2014年以来2度目、1924年の第1回大会を制した高松商は55年ぶり5度目の決勝進出が懸かる。智弁学園と秀岳館は勝てば春夏通じて初の決勝。

 龍谷大平安は京都市の自校グラウンドで、攻守に汗を流した。智弁学園は左投手を想定した打撃練習をこなし、秀岳館はフリー打撃に時間を割いた。準々決勝で4失策した高松商は守備を念入りに確認した。


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