春の甲子園が開幕 宣誓「全身全霊でプレー」 

第88回選抜高校野球大会の開会式で入場行進する敦賀気比の選手ら=20日午前、甲子園球場

 球春到来―。第88回選抜高校野球大会は20日、兵庫県西宮市の甲子園球場で開幕した。

 曇り空の下、4万2千人のファンが見守る中で開会式が行われ、西野カナさんの「もしも運命の人がいるのなら」に合わせ、史上3校目の春連覇を目指す敦賀気比(福井)の林中勇輝主将を先頭に、札幌第一(北海道)から鹿児島実まで北から南の順に行進した。

 21世紀枠で初出場する小豆島(香川)の樋本尚也主将が「支えてくださる方々を笑顔にできるよう、気迫を前面に出し、全身全霊でプレーすることを誓います」と力強く選手宣誓をすると、大観衆から大きな拍手が湧き起こった。


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