東京円、一時111円台後半 世界経済失速に懸念 

 12日の東京外国為替市場は、世界経済失速への懸念から比較的安全とされる円が買われ、円相場は対ドルで大幅続伸した。一時1ドル=111円台後半で取引された。

 午後5時現在は、休日前の10日に比べ2円72銭円高ドル安の1ドル=112円16~18銭。ユーロは2円97銭円高ユーロ安の1ユーロ=126円61~65銭。

 イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言を受けて米国が早期に追加利上げに動くとの見方が弱まり、朝方から円を買ってドルを売る取引が優勢だった。


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