2016年2月6日 11:33 | 無料公開
田んぼの雪を踏み固め描かれた「スノーアート」。雪の結晶をイメージした幾何学模様が広がる=6日午前、青森県田舎館村
稲を使って色鮮やかな絵を描く田んぼアートが有名な青森県田舎館村で、雪上に絵を描く「スノーアート」が完成し、6日、式典が開かれた。村は、冬季の新たな観光資源として期待を寄せている。作品の公開は今月14日まで。
縦約70メートル、横約140メートルの田んぼに、雪の結晶をイメージした幾何学模様が一面に広がる。スノーアートの第一人者で、英国人のサイモン・ベックさん(57)が5日、スノーシューを履いて1人で雪を踏み固めて制作。歩いた跡に影ができ、近くの展望台から眺めると、絵が浮かび上がる仕組みだ。