米中首脳、COP21で会談へ 会議成功主導に意欲 

オバマ米大統領(左、ゲッティ=共同)、中国の習近平国家主席(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】米ホワイトハウスは24日、オバマ大統領が、国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21)が開幕する30日に、パリで中国の習近平国家主席と会談すると明らかにした。

 中国、米国は温室効果ガスの2大排出国。ローズ米大統領副補佐官は記者会見で、オバマ氏が習氏との会談で「気候変動問題に取り組む強い決意を世界に発信する」と説明。会議成功への指導力を発揮する意向を表明した。

 米中首脳は昨年11月の北京での会談の際、新たな排出量削減目標を表明していた。オバマ氏はパリ滞在中、排出量3位のインドのモディ首相とも会談する。


  • LINEで送る