教習所教官の試験問題漏えい容疑 岡山県警職員を書類送検 

 岡山県警は8日、自動車教習所の技能検定員資格審査の論文試験問題を漏えいしたとして、地方公務員法(守秘義務)違反の疑いで、運転免許課の男性技術職員(48)を書類送検し、停職3カ月の懲戒処分とした。職員は同日付で辞職した。

 民間教習所の所長をしている県警OB(62)も職員に漏えいを唆したとして、同法違反(唆し)の疑いで書類送検。試験は6月に実施していたが、県公安委員会は7月の合格発表を10月8日まで遅らせており、受験者13人のうち同教習所に所属する5人の合否を判定せず失格とした。


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