ミラノ万博で北海道ブランド紹介 海産物やアイヌ伝統楽器も 

イタリア・ミラノ万博の「日本館」イベント広場で、アイヌの伝統弦楽器トンコリを演奏するミュージシャンのOKIさん=6日(共同)

 【ミラノ共同】イタリア・ミラノ国際博覧会(万博)の「日本館」イベント広場で6日、北海道の魅力を紹介する催しが開かれた。北海道産のブランド和牛や海産物を使った料理の実演や試食のほか、アイヌの伝統楽器の演奏やソーラン節の踊りも会場を盛り上げた。

 千歳市育ちのシェフ貫田桂一さんは、平取町の特産「びらとり和牛」のローストや、ホタテの刺し身を菜種油やしょうゆを合わせたトマト風味のソースで振る舞った。和牛を試した医師のフランチェスカ・ムッファーティさん(29)は「脂がきれいに散っていて、とてもやわらかい」と絶賛していた。


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