智弁和歌山の高嶋監督が退任意向 学校側は慰留 

智弁和歌山の高嶋仁監督

 高校野球の甲子園大会で歴代最多の63勝を挙げた智弁和歌山の高嶋仁監督(69)が、学校側に退任の意向を伝えていることが10日、分かった。学校サイドは慰留を続けており、来年以降指揮を執るかは未定。

 退任した場合の後任は1997年の全国制覇メンバーで、初戦敗退した今夏の全国選手権大会で責任教師としてベンチ入りした元プロ野球ロッテの喜多隆志副部長(35)が有力視されている。

 長崎県出身の高嶋監督は智弁学園(奈良)の監督を経て80年に就任。94年の選抜大会で優勝し、夏は2度の全国制覇を果たした。


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