2015年8月2日 20:54 | 無料公開
温泉街の魅力をPRするため着物で「フラ」を踊る、いわき湯本温泉の旅館のおかみ=2日午後、福島県いわき市
東京電力福島第1原発事故の影響で観光客が減少している福島県いわき市で2日、地元のいわき湯本温泉の旅館おかみが着物でハワイの伝統舞踊「フラ」を踊る「着物deフラ」を披露し、温泉街の魅力をPRした。
同市のJR湯本駅周辺で開かれた夏祭りに着物姿のおかみ9人が参加。動きにくい衣装だったが、華麗にステップを踏み、観客から拍手が起きた。温泉街の近くにある温泉施設スパリゾートハワイアンズからも、フラガール4人が応援に駆け付けた。
同温泉は福島第1原発から南に約50キロ離れているが、風評被害で旅館に宿泊する観光客が震災前の約6割まで落ち込んだ。