ロッテ、親類が兄支持する動き お家騒動、泥沼化 

 【ソウル共同】ロッテホールディングスで創業者の重光武雄(韓国名・辛格浩)氏(92)の長男と次男が後継者争いをしている問題で、武雄氏の実弟の辛善浩氏が31日、武雄氏は長男の宏之氏を後継者だと考えていると主張した。ソウルの宏之氏の自宅前で韓国メディアに話した。

 宏之氏の自宅には他の親類も集結、一致して武雄氏の次男でHD副会長の昭夫氏に対抗する動きを見せており、お家騒動は泥沼化の様相だ。

 昭夫氏側は、高齢の武雄氏を宏之氏が利用し経営権を奪うと主張。宏之氏側は「昭夫はやめさせたじゃないか」と武雄氏が話したとする音声記録で、昭夫氏側の不当性をアピールしている。


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