機長、墜落4日前も遊覧飛行か 子どもら乗せTDL上空へ 

 東京都調布市の小型プロペラ機墜落事故で死亡した川村泰史機長(36)が事故4日前の22日、同じ機体で調布飛行場から飛んだ「慣熟飛行」は、子どもらを同乗させ東京ディズニーランド(TDL、千葉県浦安市)上空を旋回するものだったことが31日、飛行場関係者への取材で分かった。実態は「遊覧飛行」だった疑いが強い。

 26日の事故時も、操縦者の技能を維持する慣熟飛行の名目で5人が搭乗していたが、実態は、調布飛行場では認められていない遊覧だったとの指摘もある。

 警視庁や国土交通省は、調布飛行場の遊覧飛行が常態化していたとみて調べている。


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