2015年7月28日 11:26 | 無料公開
北京の証券会社で、上海株価の電光掲示板を見る個人投資家=28日(共同)
【上海共同】28日午前の上海株式市場は続落して始まり、代表的な指数である総合指数は一時、前日終値と比べて5%を超える下げ幅となった。ただその後は上昇に転じる場面もあるなど乱高下する展開となっている。
午前11時(日本時間正午)現在は0・89%高の3758・61。
中国当局による株価下支え策が縮小に向かうとの臆測が市場で広がり、27日の総合指数は8%超下落。中国証券監督管理委員会は同日夜、政府系金融機関を通じて下支え策を継続する意向を示した。取引開始直後は売りが先行したが、その後は政府系金融機関が実際に買いに動いたとの見方が広がり、上昇に転じた。