鉄道運行システム初受注 英で日立、46億円 

 日立製作所は27日、英国で鉄道運行管理システムを、2400万ポンド(約46億円)で受注したと発表した。日立が英国で同システムを受注するのは初めて。ロンドンを南北に縦断する通勤幹線のシステムを、英ネットワーク・レール社から受注した。

 2017年に一部区間でシステムを導入し、18年からは全面的に運用が始まる予定。

 日立のシステム導入で、現在1時間に16本の列車の運行を24本に増やすことができる。今回のシステムは別の2路線に納入される可能性もあるという。

 日立は、12年に英国で高速鉄道向けの車両を大量に受注するなど実績を積み重ねている。


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