聖徳太子の石像壊した容疑、千葉 18歳少女を書類送検 

壊された聖徳太子の石像=5月8日、千葉県鋸南町・鋸山の日本寺

 千葉県鋸南町・鋸山の日本寺で県文化財に指定されている聖徳太子の石像を壊したとして、館山署は15日、器物損壊の疑いで東京都の無職少女(18)を書類送検した。署によると、「大変なことをした」と話している。

 書類送検容疑は5月7日午後、日本寺の参道脇にある石像(高さ約130センチ)を倒し、壊した疑い。石像は胸から上下二つに折れた。

 捜査関係者によると、少女は東京都の30代男性と寺を訪問。参道脇の柵の横から石像に近づいて写真を撮ろうとした際につまずき、石像がはめ込まれた台座の下の土台に手を掛けて落としてしまったという。石像は固定されていなかった。


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