誤配膳で別の入所者も死亡、埼玉 熊谷の老人ホーム 

 埼玉県熊谷市の特別養護老人ホーム「いずみ熊谷」の職員が女性入所者=当時(88)=に誤って別の入所者の薬を飲ませ女性が死亡した問題で、この施設が昨年3月、通常の食事が難しい男性=当時(84)=に他の入所者と同じメニューを配膳し、男性が喉を詰まらせ死亡する事故があったことが4日、分かった。

 施設が会見し、明らかにした。施設によると、誤配膳は昨年3月21日。男性はかみ砕くことが難しく、食べやすいようにちらしずしを配膳する予定だったが、いなり寿司を与えた。男性は約1カ月後、誤嚥性肺炎で死亡した。


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