2015年7月4日 11:39 | 無料公開
山口県立柳井高(同県柳井市)で6月、2年生の授業で行われた安全保障関連法案に関する模擬投票の中立性が不十分だったとして、県教育長が県議会で謝罪していたことが4日、分かった。出席した県議が明らかにした。 模擬投票は、法案への賛成・反対でグループに分かれて議論し、どの主張に説得力があったかを問う形。3日の一般質問で自民党県議は、投票の参考資料に配ったのが朝日新聞と日本経済新聞の2紙だけだったとして「政治的中立性に疑問を感じる」と県教委にただした。 これに対し、浅原司教育長は「学校への指導が不十分だった」と謝罪した。