東北六魂祭、秋田で開幕 犠牲者に黙とう、復興願う 

「東北六魂祭」の開祭式で震災犠牲者のために黙とうする参加者ら=30日午前、秋田市

 東日本大震災からの復興を願い、東北6県の祭りが集結する「東北六魂祭」が30日、秋田市で開幕した。

 開祭式では、参加者が震災犠牲者に黙とうをささげた。開催地を代表してあいさつした穂積志秋田市長は「まだ真の復興には至っていない。『東北は一つ』という思いで一歩前へ進んでいこう」と呼び掛けた。

 東北六魂祭は2011年に仙台市で初めて開かれ、今年で5回目。実行委員会は31日までの期間中、22万5千人の人出を見込んでいる。

 参加は青森ねぶた祭、盛岡さんさ踊り、仙台七夕まつり、秋田竿灯まつり、山形花笠まつり、福島わらじまつりで、30日午後、秋田市内の大通りを練り歩く。


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