男性受刑者が自殺、岐阜刑務所 鉛筆削りの刃で首切る 

 岐阜刑務所(岐阜市)は23日、単独室に入っていた40代の男性受刑者が、鉛筆削りの刃で首を切って自殺したと発表した。

 刑務所によると、22日午前7時40分ごろ、男性受刑者が起床時間になっても起きないことを不審に思った職員が室内を確認し、布団の中で首から大量に出血しているのを見つけた。近くに落ちていた小型鉛筆削りの刃(長さ2・2センチ、幅0・6センチ)で切ったとみられ、約1時間半後、出血性ショック死した。部屋には遺書があった。

 刑務所は日用品として鉛筆削りの購入を受刑者に許可、渡す際に刃を留めるねじの頭をつぶしているが、本体を壊して刃を取り出したとみられる。


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