鳥取砂丘の光のツリーに疑問の声 専門家ら「生態系壊す」 

鳥取市が関わるイベントで、砂丘に出現する「光のツリー」のイメージ図(同市提供)

 鳥取市が大型投光器で高さ7千メートルの「光のツリー」を鳥取砂丘に今秋出現させると発表したことに、光害問題に取り組む専門家や、市民から「生態系を壊す恐れがある」「美しい星空は守られるのか」と疑問の声が寄せられていることが22日までに分かった。

 市によると、20日までにメールや電話、ホームページへの投稿で、否定的な意見が約40件あった。市は「企画は提案段階にあり、環境への影響などを今後検討し、調整していく」としている。

 市は15日に、10月末から始まるイルミネーションイベントの目玉として、大型投光器19個で「光のツリー」を出現させると発表した。


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