教諭が生徒個人情報を山林投棄 千葉、段ボール44箱 

 千葉市教育委員会は20日、同市若葉区の市立中学校の男性教諭(30)が、前任校の教え子ら726人分のテスト成績一覧や名簿などを段ボール44箱に詰め、市内の山林に不法投棄していたと発表した。すべて回収済みで、情報の悪用は確認されていない。市教委は教諭を近く処分する方針。

 市教委によると、教諭はことし3月までの3年間、同市緑区の中学で技術家庭科を担当。現在の中学に異動する直前の3月28~31日、技術室や職員室で保管していた生徒の成績表や木工作品、学級名簿、私物などを44箱の段ボールに詰め、レンタルした軽トラックで4回に分けて市内の山林に運んで投棄した。


  • LINEで送る