オートレースの片平巧選手が死去 SGレース15勝 

死去した片平巧選手

 公営競技のオートレースで最優秀選手賞3回、賞金王に2回輝いた船橋所属の片平巧(かたひら・たくみ)選手が20日、死去した。49歳。埼玉県出身。葬儀・告別式は親族のみで行う。

 1985年デビュー。98年にグランドスラム(最高クラスのSGレース全制覇)を達成。スーパースター王座決定戦での5度優勝を含め、SGレース15度優勝は、高橋貢選手(伊勢崎)の20度に次ぐ史上2位の記録。

 スタートは速くなかったが、インコースから鋭く前の車を抜くレースぶりは「高速イン走法」と呼ばれ、ファンの大喝采を浴びた。


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