台湾、那覇が「交流港」に 高雄で合意書締結式 

21日、台湾・高雄市で「パートナーシップ港」の合意書を締結し、台湾港務の張志清会長(左)と握手する沖縄県の翁長雄志知事(共同)

 【高雄共同】沖縄県と那覇市、浦添市でつくる那覇港管理組合(管理者・翁長雄志県知事)は21日、台湾の主要港を管理する公営の台湾港務(TIPC)と、相互の物流や観光の促進に向けた「パートナーシップ港」の合意書を締結した。

 情報や人員の交流を活発化させ、港湾の整備・運営やクルーズ船の商品開発などに生かす。TIPCの本社がある南部、高雄市での締結式で翁長氏は、地理的、歴史的に密接な台湾との合意書は「新しい沖縄を開く大きな一歩だ」と強調。TIPCの張志清会長は「台湾の農産品輸出にもつなげたい」と述べた。


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