広島空港が暫定的に運用再開 一部欠航、離着陸制限も 

広島空港が再開し、カウンターで搭乗手続きする利用客=17日午前

 アシアナ航空機の事故で滑走路が閉鎖されていた広島空港は17日朝、暫定的に運用を再開した。全日空などの国内線が運航を始めたが、国内線、国際線ともに一部は欠航している。

 空港は14日夜の事故後に閉鎖、15、16日は国内線と国際線の全便が欠航していた。再開しても、破損した空港設備の復旧作業を並行して進めるため、気象条件によっては離着陸が制限される可能性がある。

 滑走路南側の緑地帯に止まったままの事故機は、17日も運輸安全委員会が調査。今後、移動可能か、解体する必要があるか検討する。

 空港周辺の天候は良く、午前8時20分ごろ、羽田発の全日空機が予定通り着陸した。


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