「ドア開けろ」機長絶叫 旅客機墜落で独紙報道 

 【ベルリン共同】ドイツ大衆紙ビルト日曜版(電子版)は29日、フランス南部の旅客機墜落で、機長が「(操縦室の)ドアを開けろ」と中の副操縦士(27)に向かって絶叫する様子がボイスレコーダー(音声記録装置)に記録されていたと伝えた。

 フランスの検察によると、副操縦士がトイレから戻ろうとした機長を操縦室から閉め出し、単独で操縦。手動で機体を降下させ、墜落させた疑いが持たれている。

 同紙によると、機長がバルセロナでトイレに行き損ねたと話すと、副操縦士はいつでも操縦を引き継ぐと告げた。


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