2015年1月31日 19:11 | 無料公開
中華街・南京町で行われた阪神大震災当時を再現した炊き出しで、観光客らに振る舞われた水ギョーザ=31日午後、神戸市中央区
阪神大震災で大きな被害を受けた神戸市中央区の中華街・南京町で31日、地元の商店街振興組合が当時の炊き出しを再現し、観光客らに振る舞う行事があった。
南京町は西日本最大級の中華街で、豚まんやごま団子を売る店が立ち並ぶ。震災で8戸が全壊し、5割の建物が半壊や一部損壊した。震災直後の1995年1月31日は、中国の旧正月を祝う春節祭の初日だったが、中止して広場で炊き出しをした。
この日は、水ギョーザとおかゆをそれぞれ300人分用意。震災直後の様子を伝える写真パネルを立て掛けた広場で、無料で配った。