「10億円ビッグ」CM中止 人名など人質事件連想 

 俳優の西島秀俊さんらを起用したサッカーくじ「10億円ビッグ」のテレビCMに、「イスラム国」とみられるグループによる邦人人質事件を連想させる人名やせりふが含まれていたとして、くじを運営する日本スポーツ振興センター(JSC)が28日放送を取りやめたことが30日分かった。

 JSCによると、10日から放送していたCMには、人質となっている後藤健二さんと同じ読みの「五島」という人物が登場するほか、「締め切り迫る」と事件を連想させる言葉も入っていたため、打ち切りを決めた。担当者は「すべてたまたまだが、情勢に配慮した」と語った。

 くじは31日午後7時まで販売される。


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