上原投手ら被災地石巻で野球教室 高橋由外野手も参加 

東日本大震災の被災地で開かれた野球教室で、子どもたちを指導する米大リーグ、レッドソックスの上原浩治投手=29日午後、宮城県石巻市

 米大リーグ、レッドソックスの上原浩治投手とプロ野球巨人の高橋由伸外野手が29日、東日本大震災で被災した宮城県石巻市で小中学生約150人を集めて野球教室とトークショーを開催した。

 午前中には石巻市内の復興状況を視察。上原投手は「まだまだ何も進んでいない。もっともっと東北全体が元気になってくれるように」と感想を口にした。高橋由外野手は「まだまだ僕らにできることがあると思った。野球をすることで何かを伝えられれば」と話した。

 上原投手が被災地で野球教室を開くのは3度目。今回は、ともに来年の4月3日に40歳となる高橋由外野手と行った。雨のため室内で実技を指導した。


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