富山湾にダイオウイカ エビ漁の網に全長6メートル 

富山湾で水揚げされたダイオウイカ=27日、富山県射水市の新湊漁港(同漁協提供)

 富山県射水市の新湊漁港に27日、全長約6・3メートルのダイオウイカが水揚げされた。胴の長さは約2メートル。漁港内で展示していたが、間もなく死んだ。魚津水族館(魚津市)が一部を持ち帰って研究に使う。

 新湊漁協によると、富山湾で見つかったのは4月以来。沖合約3キロの深海に仕掛けたシロエビ漁の網にかかっていた。

 魚津水族館の稲村修館長(57)は「日本海で何を食べていたのか調べたい」と話した。

 ダイオウイカの生態はよく分かっていないが、冬から春にかけて日本周辺でも見つかることがある。


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