アマゾン森林消失が緩和 COP20に好材料 

 【リオデジャネイロ共同】ブラジルのテイシェイラ環境相は26日、世界最大の熱帯雨林がある同国アマゾン地方で、今年7月までの1年間に消失した森林の面積は前年を約18%下回り、調査を始めた1988年以来2番目に小さかったと発表した。

 暫定値で今後修正もあり得るが、来月ペルーで開かれる気候変動枠組み条約の第20回締約国会議(COP20)を前に明るい材料となった。

 データは8月から翌年7月までの森林消失面積を比較。2014年は推定約4848平方キロで、和歌山県を上回る面積の森林が消えた。

 消失面積は12年まで4年連続で過去最小を更新したが13年には約29%増加。


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