イスラエル兵がパレスチナ人射殺 ガザ、停戦合意後初 

 【ガザ市共同】イスラエル軍の兵士が23日、パレスチナ自治区ガザ北部のイスラエルとの境界付近で、パレスチナ人の男性(32)を撃ち、死亡させた。フランス公共ラジオが報じた。

 イスラエルと、ガザを支配するイスラム原理主義組織ハマスが8月下旬に停戦に合意して以降、ガザでイスラエル側の攻撃による死者が出るのは初めて。

 男性は境界のフェンス近くで農作業をしていたもようで、背中を撃たれたという。イスラエル軍の監視塔近くから発砲があったとみられる。

 イスラエル治安当局とパレスチナ住民の間では、エルサレムなどで連日のように衝突が発生し、緊張状態が続いている。


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