プーチン大統領、続投に前向き 18年選挙に「出馬ある」 

 【モスクワ共同】ロシアのプーチン大統領は23日にタス通信が配信したインタビューで、2018年の次期大統領選に出馬する可能性について「ある」と言明、最終決定ではないとしながらも、続投に前向きな姿勢を打ち出した。

 大統領はことし初めには、出馬をめぐり「時期尚早」と発言していた。3月にウクライナ南部クリミア半島を編入し、8割台の高い支持率を維持している情勢を受け、24年までを任期とする長期政権に意欲を示したとみられる。

 大統領は「私が立候補する可能性はある。実現するかどうかは分からないが」と語った。終身大統領制への移行は明確に否定した。


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