改正銃刀法が成立 競技銃「10歳」使用可 

 競技用空気銃の使用を特例で認める年齢の下限を現在の14歳から10歳に引き下げる改正銃刀法が21日、衆院本会議で可決、成立した。2020年東京五輪・パラリンピックに向け、低年齢から選手を強化できるようにするのが狙い。競技団体が条件緩和を求めていた。

 対象となる種目はエアライフルとエアピストル。改正法でも18歳未満の空気銃の所持や使用を原則禁止することに変わりはないが、国体などの候補として地方の体育協会から推薦があり、都道府県公安委員会が認定した選手は10歳から使用できるようになる。


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