2014年10月31日 19:07 | 無料公開
岐阜県高山市で開かれた、活火山の入山規制の在り方を議論する対策会議=31日午後
岐阜県は31日、活火山の入山規制の在り方を議論する対策会議を初めて開き、気象庁の常時観測対象の北アルプス・焼岳も年間を通じ、火口周辺に無届けで入山した登山者に罰則を科す方向で一致した。
12月から施行される山岳遭難防止条例の改正が必要となるため、県は市民から意見を募るパブリックコメントを11月5日から実施する。御嶽山の火口1キロ圏内に登山届提出を義務化する改正条例案に焼岳も盛り込み、12月議会に提出する。
対策会議では、観測対象となっている乗鞍岳、白山のハザードマップを作成、危険箇所を明確にした上で登山届提出の義務化を条例に盛り込む考えでまとまった。