エボラ対応、疑い例は情報開示へ 国交相、来週にも公表方法発表 

 羽田空港に帰国した男性がエボラ出血熱への感染を一時疑われた事案に関連し、太田昭宏国土交通相は31日の閣議後記者会見で、今後同様のケースがあった場合は「(感染の)疑いがある患者の年代や性別、滞在国、航空機の便名と乗客数などを公表する方向で調整している」と明らかにした。

 国交相は「国民に不安が広がっており、適切な情報開示が重要だ」と指摘。情報をどの時点で公表するかは検討中とし、「具体的な公表方法は、来週早々にも厚生労働省が発表する」と述べた。

 また、地方空港への国際線到着客から疑い例が出ることもあり得るため、厚労省と連携し対策を強化する考えを示した。


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